ずっと好き。
皆が第一音楽室に集まってくる。

ついに来てしまった。

私は、ドラム初心者だから、本当に緊張していた。



「では、早速はじめますけど、いいですか?」



コンミスの言葉に私はびくっと体を震わせた。



別に怒られてるわけではないけど・・・

初めての事なので、本当に緊張していた。



「先輩、大丈夫ですよ、自信持って下さい!」



海君・・・。

何でそんなに優しくするの・・・?

私、やっぱりダメだ。



海君といると、どうしても一緒にいたいって思っちゃう。

もっと話したいって思っちゃう。



・・・好きだって思っちゃう。




< 22 / 136 >

この作品をシェア

pagetop