ずっと好き。
あれから、1週間。

海君はずっと部活を欠席したままだった。

そして・・・愛由ちゃんも。



全ては、私の責任。

もう、過去のパーカッションには戻る事が、出来ない・・・。

そう思うと、なんだか悲しくなって来た。


「ちかちゃん・・・。この状態、いつまで続くのかなぁ・・・。」

「わかんない。」

「ちかちゃん・・・。いつになったら元のパーカッションに戻るかなぁ・・・。」

「わかんない。」


ちかちゃんも、この状態に限界が来てるらしくて。

他の1年生達も疲れ切っていた。


「もう、どうにもならないね・・・。」


誰に言うでもなく、1人、呟いた。





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