ずっと好き。
悪い予想、見事に的中しちゃいました。

私って、どれだけ海君ファンの人に呪われたら気が済むんだろう。


「海先輩・・・私の事、フるつもりだったんですか？」


紗綾ちゃんが悲しそうに聞く。

海君は、黙った。

そして、今度は私に向けて紗綾ちゃんが質問して来た。


「みら先輩。どうして、海先輩の相談を受けてるんですか？」

「どうしてって言われても・・・海君に相談されたし。」

「何で海先輩とみら先輩は、そんなに仲が良いんですか！？」


また、愛由ちゃんの時のようになるような気がした。

もう、あんな目にあいたくない。

また関係を崩すような事だけはしたくない。



・・・私が守るんだ。


「何言ってんの～私と海君は友達だもん、仲が良くて当然っ！」

「本当に、ただの友達なんですか？」

「うん、本当だよ～」


嘘はついていないと思う。


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