ずっと好き。
「ごめんね、私、ずっとみらちゃんに謝りたくて。」

「何でちかちゃんが謝るの?」

「だって、楽器室で、あんな事聞かなければ、こうなってなかったでしょ?だから、ごめんなさい。海君には私から言っとくから。」


・・・何、それ。

海君に言っとく?何を?

あれは誤解だって?

そうやって、海君と話すの?

だったら、海君と話さないでよ。


「みらちゃん?」

「海君に、何を言うの?」

「え?」

「海君と、何を話すの?私が海君を好きだって知ってるのに、海君と話すんだ?」


最低な事言ってるってわかってる。

でも、止められない。

もう、嫉妬で心がドロドロだった。


「私に悪いって思ってるんなら、海君と、話さないでよ。」




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