ずっと好き。
ドキン・・・ドキン・・・


どうしよう、緊張しすぎて手が震えて来た。

返事なんて、出来るような状態じゃないかも・・・!


「すみません、そんな突然返事しろって言われても、無理ッスよね。」

「違っ・・・!」

「部屋に戻りましょう。」

「まっ、待ってっ!」


私はつい、海君の服を引っ張ってしまった。


「返事、言うから・・・っ」


海君は私に優しい笑顔を見せた。

ドキンッと心臓が跳ねた。


「わっ、私・・・。」


ドキン・・・ドキン・・・


「海君の事・・・

好きだよ・・・。」




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