ずっと好き。
ドキドキドキドキ・・・。


沈黙が長い・・・気がした。

でもそのすぐ後。

海君は私を抱きしめた。


「良かった・・・。フラれたらどうしようかと思ってましたよ(笑)」

「あぅ・・・そんな事、そんな顔で言わないでよぅ!」


海君は照れた顔で、私を見つめた。


「どうします?このまま2人でどっか行っちゃいましょうか?」

「え、パーティーはどうするの!?」

「皆、気遣ってくれますよ。ちか先輩が知ってますから!」

「で、でも・・・っ」


海君が顔を近づける。

そして、にこっと笑って言った。


「僕は2人きりになりたいんですけど。」



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