桜散る頃に
発覚
二人は美咲の部屋にあがった。

「ふぅ~…」

美咲はベッドに座りながら、大きく息を吐いた。

「あっ!」

「ん?」

美咲が座った衝撃で、ベッドにあった鞄が床に落ち中身が散らばった。


「何これ?」

千歳は一枚の紙をひろった。
< 7 / 12 >

この作品をシェア

pagetop