黒猫~special cat~


翻った紙に、凄く綺麗な字で。



“暑いな、お前ら…バテんなよ。
寝てる暇があるなら、何か現時点を打開出来るように行動に移して見ろ。

そしたら、違う何かが見える”


「っ、…うわぁ…なんか、負けた気分」

「…カッコよすぎ」

「さすがルッくん」

『…敵わないなぁ』



“またいつか、会うときに。”




「…琉夏、」


碧…みんな、信じてる。






もう、昔とは違うんだ





おまえは…変われたんだよ














“あいつ”みたいに。







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