ずっとあなたが好きでした
高校に入ったら、俊也より良い人なんてすぐにみつかると思ってたけど、思っていた以上に俊也より良い人はみつからなかった。
新たな恋は共学だったら、すぐにみつかったのかもしれないけれど、女子校だとこんなにも難しいものだと思い知らされた。
登下校途中、コンパ、友達の紹介等、出会いはあったけど、なかなか気に入る子は現れなかった。
中学生の頃は、伊藤くんを好きになったり、俊也を好きになったり、すぐに好きな人が出来た。
恋がしたいとさほど思わなかった頃は、好きな人なんてすぐに出来たのに、恋がしたい時に限って、好きな人が出来ない。
共学が女子校になるだけで、こんなにも難しいものなのかと痛いほど分かった。
女子校でも、一目惚れしやすい子は紹介やコンパですぐに気に入る子が出来ると思うけれど、気が付いたら、好きになっていたという事が多い子はコンパや紹介ではなかなか気に入る子が出来ないのかもしれない。
けれど、校内で恋愛は有り得ない訳だから、何度かコンパや紹介を繰り返して、気に入る子をみつけるか、コンパや紹介で、例え気に入らなくても、友達として仲良くして気が付いたら、恋に発展してるという事を期待するか…。
女子校でも色々恋愛の仕方はあるけれど、15や16の女の子では、まだ恋愛の仕方も分からないから、そんな事思い付きもしない。
私は他の人の事は一切考えられず、ただただ俊也をまた想い始めていた。
他の男の子を見れば見るほど、俊也の事が諦めきれず、俊也に会いたくてたまらなかった。
気付けば、夏休みになろうとしていた。
夏休みに入る少し前に、たまたま私は伊藤くんと再会した。
私は中学校を卒業して以来、中学の友達とは誰とも会っていなかった。
懐かしかった。
伊藤くんは、少し背も伸びていて、大人っぽくなっていた。
高校生活の話をし、ふとあっこは元気かなと思い、あっこの話をした。
伊藤くんとあっこは別々の高校に入学して、二ヶ月くらい経った頃に別れていた。
けど、伊藤くんは、まだあっこの事を忘れられないでいた。
あっこに今彼氏がいるのか聞かれたけど、私には分からなかった。
あんなに仲良かったのに、どうしているのか全く分からなかった。
伊藤くんは何とかして、あっこに会いたがった。
新たな恋は共学だったら、すぐにみつかったのかもしれないけれど、女子校だとこんなにも難しいものだと思い知らされた。
登下校途中、コンパ、友達の紹介等、出会いはあったけど、なかなか気に入る子は現れなかった。
中学生の頃は、伊藤くんを好きになったり、俊也を好きになったり、すぐに好きな人が出来た。
恋がしたいとさほど思わなかった頃は、好きな人なんてすぐに出来たのに、恋がしたい時に限って、好きな人が出来ない。
共学が女子校になるだけで、こんなにも難しいものなのかと痛いほど分かった。
女子校でも、一目惚れしやすい子は紹介やコンパですぐに気に入る子が出来ると思うけれど、気が付いたら、好きになっていたという事が多い子はコンパや紹介ではなかなか気に入る子が出来ないのかもしれない。
けれど、校内で恋愛は有り得ない訳だから、何度かコンパや紹介を繰り返して、気に入る子をみつけるか、コンパや紹介で、例え気に入らなくても、友達として仲良くして気が付いたら、恋に発展してるという事を期待するか…。
女子校でも色々恋愛の仕方はあるけれど、15や16の女の子では、まだ恋愛の仕方も分からないから、そんな事思い付きもしない。
私は他の人の事は一切考えられず、ただただ俊也をまた想い始めていた。
他の男の子を見れば見るほど、俊也の事が諦めきれず、俊也に会いたくてたまらなかった。
気付けば、夏休みになろうとしていた。
夏休みに入る少し前に、たまたま私は伊藤くんと再会した。
私は中学校を卒業して以来、中学の友達とは誰とも会っていなかった。
懐かしかった。
伊藤くんは、少し背も伸びていて、大人っぽくなっていた。
高校生活の話をし、ふとあっこは元気かなと思い、あっこの話をした。
伊藤くんとあっこは別々の高校に入学して、二ヶ月くらい経った頃に別れていた。
けど、伊藤くんは、まだあっこの事を忘れられないでいた。
あっこに今彼氏がいるのか聞かれたけど、私には分からなかった。
あんなに仲良かったのに、どうしているのか全く分からなかった。
伊藤くんは何とかして、あっこに会いたがった。