ずっとあなたが好きでした
「美加じゃなくて、矢田に会いたくてたまらなくなったんだ。俺、酷い奴だよな。美加にとったら最低な彼氏だったと思う。けど、俺、誰と付き合っても矢田を忘れられない気がする。」
「矢吹くん…。矢吹くん、私ね、矢吹くんを忘れようと思って、何回もコンパをしたの。でも、でもね、男の子に会えば会うほど、矢吹くんを思い出しちゃって、矢吹くんの事ばかり考えちゃって、先に進めなかった。こんな私を気に入ってくれた人は何人かいて、友達や親が社会勉強の為に付き合ってみたら?って言うんだけど、私絶対に矢吹くんを忘れる事は出来ないと思った。私の中にはずっと矢吹くんがいるのに、そんな気持ちで付き合うの、相手に悪いでしょ?相手を傷付けるだけでしょ?だから私、矢吹くん以外の人と付き合う気にはどうしてもなれなかった。コンパを重ねる度に、矢吹くんしか嫌だって思う様になってきちゃって、苦しかった。私…他の人を好きになったら、矢吹くんの事忘れてしまいそうで、怖かったの。矢吹くんの事忘れたくなかったの。」
「矢田、ごめん。俺が卒業したら、すぐに矢田に告れば良かったよな。俺マジで意気地無しだよな。ダメな奴だよ。」
「そんな事言ったら、私だって自信なくて矢吹くんに何も出来なかったんだから…私も意気地無しだよ。」
「俺、矢田に好かれてるなんて思いもしなくてさ。今でもまだ信じられないんだ。」
「私も…。あんなに会いたかった矢吹くんが私の目の前にいるなんて信じられないよ。夢を見てるみたい…。」
「矢田、俺、ずっと好きだった。俺と付き合ってくれる?」
「私なんかで良いの?」
「あぁ。」
俊也はこれまでの事を隠さず全てゆっくり話してくれた。
私は本当に嬉しくて泣きそうになった。
嬉しくて死にそうだった。
私は恥ずかしがり屋だから、上手く俊也に気持ちを伝える事が出来たか分からないけど、ただただ嬉しかった。
恥ずかしくて恥ずかしくて、俊也の顔がまともに見れなかった。
けど、私は本当に嬉しかった。
家に帰っても嬉し過ぎて、その晩、一睡も出来なかった。
思い切って、勇気を出して良かった。
「当たって砕けろ!」
って言葉があるけど、その通りだと思った。
やってみなきゃ分からない事。
ダメだと思ってても上手くいく事。
苦しくても、諦めちゃいけない事。
俊也を好きになって色んな事を知った。
「矢吹くん…。矢吹くん、私ね、矢吹くんを忘れようと思って、何回もコンパをしたの。でも、でもね、男の子に会えば会うほど、矢吹くんを思い出しちゃって、矢吹くんの事ばかり考えちゃって、先に進めなかった。こんな私を気に入ってくれた人は何人かいて、友達や親が社会勉強の為に付き合ってみたら?って言うんだけど、私絶対に矢吹くんを忘れる事は出来ないと思った。私の中にはずっと矢吹くんがいるのに、そんな気持ちで付き合うの、相手に悪いでしょ?相手を傷付けるだけでしょ?だから私、矢吹くん以外の人と付き合う気にはどうしてもなれなかった。コンパを重ねる度に、矢吹くんしか嫌だって思う様になってきちゃって、苦しかった。私…他の人を好きになったら、矢吹くんの事忘れてしまいそうで、怖かったの。矢吹くんの事忘れたくなかったの。」
「矢田、ごめん。俺が卒業したら、すぐに矢田に告れば良かったよな。俺マジで意気地無しだよな。ダメな奴だよ。」
「そんな事言ったら、私だって自信なくて矢吹くんに何も出来なかったんだから…私も意気地無しだよ。」
「俺、矢田に好かれてるなんて思いもしなくてさ。今でもまだ信じられないんだ。」
「私も…。あんなに会いたかった矢吹くんが私の目の前にいるなんて信じられないよ。夢を見てるみたい…。」
「矢田、俺、ずっと好きだった。俺と付き合ってくれる?」
「私なんかで良いの?」
「あぁ。」
俊也はこれまでの事を隠さず全てゆっくり話してくれた。
私は本当に嬉しくて泣きそうになった。
嬉しくて死にそうだった。
私は恥ずかしがり屋だから、上手く俊也に気持ちを伝える事が出来たか分からないけど、ただただ嬉しかった。
恥ずかしくて恥ずかしくて、俊也の顔がまともに見れなかった。
けど、私は本当に嬉しかった。
家に帰っても嬉し過ぎて、その晩、一睡も出来なかった。
思い切って、勇気を出して良かった。
「当たって砕けろ!」
って言葉があるけど、その通りだと思った。
やってみなきゃ分からない事。
ダメだと思ってても上手くいく事。
苦しくても、諦めちゃいけない事。
俊也を好きになって色んな事を知った。