ずっとあなたが好きでした
「それはよく分かってるよ。」
「香は本当は矢吹くんの傍にいたいんでしょ?」
私は本当は俊也の傍にいたい。
いたいよ?
「私…いたいよ。」
「じゃあ、香が出来る限りの事を矢吹くんにして頑張るしかないよ。例え、振られても頑張ったなら諦めつくでしょ?私だって、佳祐にいつ振られるか分からないもん。誰にも先の事なんて分からないよ。ただ今出来る限りの事をして、矢吹くんとの時間を楽しむだけ!」
「葉子ちゃん」
「そんな不安な顔しないで!初めての彼氏だから不安なだけよ!皆が通る道!香なら大丈夫。また相談に乗るから。」
「分かった。私、頑張る。何か落ち着いたよ。」
その夜、私は俊也にメールをした。
悩んでいた事、別れたいと思った理由、勝手だけど、やり直したい事を告げた。
俊也は私に対して何も責めず、やり直す事に喜んで了解してくれた。
「もう何も悩むな。悩んでる事や思ってる事があったら一人で抱えずに俺に言ってくれ。」
俊也は言ってくれた。
嬉しかった。
私は俊也の傍にいれる限りいたいと思った。
俊也と一緒にいたい…
私は俊也と一緒にいたいと思う気持ちだけで暫く俊也と付き合っていた。
俊也とは喧嘩をした事があまりなかった。
私達の関係はいつも穏やかだった。
付き合いは暫く順調だった。
12月になろうとしていた。
俊也の誕生日は12月10日だった。
私は俊也が欲しい物が気になってしょうがなかった。
「俊也、もうすぐ誕生日でしょ?何か欲しい物ない?」
「俺、香から貰う物だったら、物でも食い物でも何でも良いよ?」
「えー!迷うじゃん!これっていう物ないの?」
「ねーよ。何でも良いよ。」
俊也は優しく笑って、私の顔をじっと見ていた。
「何?」
「何か最近、香変わったよな?」
「え?どこが?」
「何か最近、変わった。」
「そんな簡単に変わらないよ。」
「いや、何か大人っぽくなった。」
「まさか…」
俊也はじっと私を見続けていた。
「そんなに見られると恥ずかしいよ。こんな顔そんなに見ないで。恥ずかしい…」
「何か可愛くなった。」
「そ、そう?」
本当に嬉しかった。
可愛くなろうって頑張ってたから…
葉子ちゃん、私頑張ってるよ?
俊也も認めてくれたよ?
私、頑張からね…
私は俊也の誕プレを何にしようか悩んだ。
「香は本当は矢吹くんの傍にいたいんでしょ?」
私は本当は俊也の傍にいたい。
いたいよ?
「私…いたいよ。」
「じゃあ、香が出来る限りの事を矢吹くんにして頑張るしかないよ。例え、振られても頑張ったなら諦めつくでしょ?私だって、佳祐にいつ振られるか分からないもん。誰にも先の事なんて分からないよ。ただ今出来る限りの事をして、矢吹くんとの時間を楽しむだけ!」
「葉子ちゃん」
「そんな不安な顔しないで!初めての彼氏だから不安なだけよ!皆が通る道!香なら大丈夫。また相談に乗るから。」
「分かった。私、頑張る。何か落ち着いたよ。」
その夜、私は俊也にメールをした。
悩んでいた事、別れたいと思った理由、勝手だけど、やり直したい事を告げた。
俊也は私に対して何も責めず、やり直す事に喜んで了解してくれた。
「もう何も悩むな。悩んでる事や思ってる事があったら一人で抱えずに俺に言ってくれ。」
俊也は言ってくれた。
嬉しかった。
私は俊也の傍にいれる限りいたいと思った。
俊也と一緒にいたい…
私は俊也と一緒にいたいと思う気持ちだけで暫く俊也と付き合っていた。
俊也とは喧嘩をした事があまりなかった。
私達の関係はいつも穏やかだった。
付き合いは暫く順調だった。
12月になろうとしていた。
俊也の誕生日は12月10日だった。
私は俊也が欲しい物が気になってしょうがなかった。
「俊也、もうすぐ誕生日でしょ?何か欲しい物ない?」
「俺、香から貰う物だったら、物でも食い物でも何でも良いよ?」
「えー!迷うじゃん!これっていう物ないの?」
「ねーよ。何でも良いよ。」
俊也は優しく笑って、私の顔をじっと見ていた。
「何?」
「何か最近、香変わったよな?」
「え?どこが?」
「何か最近、変わった。」
「そんな簡単に変わらないよ。」
「いや、何か大人っぽくなった。」
「まさか…」
俊也はじっと私を見続けていた。
「そんなに見られると恥ずかしいよ。こんな顔そんなに見ないで。恥ずかしい…」
「何か可愛くなった。」
「そ、そう?」
本当に嬉しかった。
可愛くなろうって頑張ってたから…
葉子ちゃん、私頑張ってるよ?
俊也も認めてくれたよ?
私、頑張からね…
私は俊也の誕プレを何にしようか悩んだ。