ずっとあなたが好きでした
愛の花
それから、私はこの幸せが壊れない様に、壊したくなくて、自分の限界まで俊也の自慢の彼女になれる様に頑張った。
ダイエットもしたし、お洒落もしたし、勉強も頑張った。
自分に出来る事は全てした。
俊也に愛想を尽かされない様に…。
そして、私は第一志望の大学に合格した。
俊也も第一志望の大学に合格した。
晴れて、私達は大学生になった。
私はもっともっと良い女になりたかった。
気立ての良い女になりたくて、昔からの夢だったサッカー部のマネージャーになろうとした。
けれど、俊也に猛反対された。
「香は俺が肩悪いの知ってるだろう?俺が激し過ぎる運動、もう出来ないの知ってるだろ?俺は出来ないのに、香はサッカー部のマネージャーになるのかよ?」
「え?俊也とサッカー部のマネージャーは別問題でしょ?俊也だって、俊也だって軽音学部に入ったでしょ?俊也と同じ様に私はやりたい事したらダメなの?」
「マネージャーって、香どんな事するのか知ってるの?あんなのただの男の世話じゃん。俺、香が他の男の世話なんかするの嫌だから!マネージャーには俺、反対だからな。」
私は考えた。
ずっとやりたかったマネージャー…。
夢だったマネージャー…。
けれど、私はもっともっと良い女になりたかった。
大学生になって、アルバイトで貯めたお金でエステにも行く様になった。
ただただ俊也にもっと好きになってもらう為に…。
その事を俊也に正直に話そう…。
「俊也、マネージャーをやるのは私の夢だった。けど、今はそれだけじゃないよ。」
「それだけじゃないって?」
「俊也にもっと私を好きになってもらいたいの。だから、私やってみたいの。」
「え?」
「まだ、私は俊也に追いついてないと思うの。だから、もっともっと良い女になりたいの。マネージャーをやる事は、私が成長出来ると思う。もっと気立ての良い女になりたい…。俊也、気付いてた?自分で言う事じゃないけど、私、前より綺麗になったでしょ?」
「あぁ。綺麗になったなって思ってたよ。」
「私、私ね、アルバイトしたお金でエステに通ってたの。」
「エステ?だから、最近アルバイトばっかして忙しかったの?」
「そうだよ。綺麗になりたかったから。俊也の自慢の彼女になりたかったから…。」
「…。香。」
ダイエットもしたし、お洒落もしたし、勉強も頑張った。
自分に出来る事は全てした。
俊也に愛想を尽かされない様に…。
そして、私は第一志望の大学に合格した。
俊也も第一志望の大学に合格した。
晴れて、私達は大学生になった。
私はもっともっと良い女になりたかった。
気立ての良い女になりたくて、昔からの夢だったサッカー部のマネージャーになろうとした。
けれど、俊也に猛反対された。
「香は俺が肩悪いの知ってるだろう?俺が激し過ぎる運動、もう出来ないの知ってるだろ?俺は出来ないのに、香はサッカー部のマネージャーになるのかよ?」
「え?俊也とサッカー部のマネージャーは別問題でしょ?俊也だって、俊也だって軽音学部に入ったでしょ?俊也と同じ様に私はやりたい事したらダメなの?」
「マネージャーって、香どんな事するのか知ってるの?あんなのただの男の世話じゃん。俺、香が他の男の世話なんかするの嫌だから!マネージャーには俺、反対だからな。」
私は考えた。
ずっとやりたかったマネージャー…。
夢だったマネージャー…。
けれど、私はもっともっと良い女になりたかった。
大学生になって、アルバイトで貯めたお金でエステにも行く様になった。
ただただ俊也にもっと好きになってもらう為に…。
その事を俊也に正直に話そう…。
「俊也、マネージャーをやるのは私の夢だった。けど、今はそれだけじゃないよ。」
「それだけじゃないって?」
「俊也にもっと私を好きになってもらいたいの。だから、私やってみたいの。」
「え?」
「まだ、私は俊也に追いついてないと思うの。だから、もっともっと良い女になりたいの。マネージャーをやる事は、私が成長出来ると思う。もっと気立ての良い女になりたい…。俊也、気付いてた?自分で言う事じゃないけど、私、前より綺麗になったでしょ?」
「あぁ。綺麗になったなって思ってたよ。」
「私、私ね、アルバイトしたお金でエステに通ってたの。」
「エステ?だから、最近アルバイトばっかして忙しかったの?」
「そうだよ。綺麗になりたかったから。俊也の自慢の彼女になりたかったから…。」
「…。香。」