ずっとあなたが好きでした
「俊也、私を信じて。大丈夫!私は俊也以外の男の人は目に入らないから!大丈夫だからね?」
「香…。分かった。分かったよ。けど、けどさ、もう俺の為なんかにそんなに頑張らなくて良い。頑張らなくて良いから…。」
「ありがとう。俊也。」
こうして、私は念願叶って、サッカー部のマネージャーになった。
そして相変わらず、エステに行く為に、アルバイトに明け暮れた。
大学生活に慣れてきた頃、久しぶりに伊藤くんに会った。
色々な話をした。
「矢田、お前、それにしても、どうしちゃったんだよ。すげぇ変わったな。綺麗になったよ。何か性格も明るくなったし、良い顔してるよ。それもこれも矢吹の為か?」
「そうだよ。全部、俊也の為だよ。」
「へぇー。矢吹は矢田にマジで愛されてるんだな…。」
伊藤くんは凄く驚いていた。
そしてまた暫く、私はアルバイトと部活で明け暮れていた。
俊也とも前より、会える日が少なくなっていた。
俊也には寂しい思いをさせたかもしれない。
けど、私は自分の生活を変えるつもりはなかった。
最近、だんだん自分の事が好きになりかけていた。
俊也を取り巻く女の子達に嫉妬もしなくなった。
私は私なりに充実した毎日を送っていた。
ねぇ俊也、離れていても私達、大丈夫だよね?
「なぁ、伊藤、お前最近香を見たか?」
「矢田?見た!見たよ?あいつ一体どうしちゃったんだよ?すげぇ綺麗になったし、明るくなってたよ。あいつ、大丈夫かよ?矢吹の事、本当に好きなんだな。」
「俺、最近、すげぇ不安になるんだ。俺と付き合っていくうちに、香どんどん変わっていくんだ。香、俺の為に頑張るんだ。強くなった。本当、強くなったよ。前みたいに別れたいとか言わねーし…。俺だけ何も変わんねー。成長しねーんだ。どんどん取り残されていく…そんな感じなんだ。」
「矢吹、大丈夫かよ?しっかりしろよ!お前はお前で良いじゃん。お前だって、頑張ってるもん位、あんだろ?勉強もバンドも頑張ってんじゃん。良いじゃん、それで。落ち込むなって!矢田と最近、あんま会えてないのか?矢田とゆっくり話せよ!」
「そうだな。ありがとうな。」
俊也は私との事を不安に思っていた。
そして、俊也は私の大学に突然やって来た。
私は部活中だった。
部活中と言うよりも、部活後、同じ学年の男女でふざけて、騎馬戦をしていた。
「香…。分かった。分かったよ。けど、けどさ、もう俺の為なんかにそんなに頑張らなくて良い。頑張らなくて良いから…。」
「ありがとう。俊也。」
こうして、私は念願叶って、サッカー部のマネージャーになった。
そして相変わらず、エステに行く為に、アルバイトに明け暮れた。
大学生活に慣れてきた頃、久しぶりに伊藤くんに会った。
色々な話をした。
「矢田、お前、それにしても、どうしちゃったんだよ。すげぇ変わったな。綺麗になったよ。何か性格も明るくなったし、良い顔してるよ。それもこれも矢吹の為か?」
「そうだよ。全部、俊也の為だよ。」
「へぇー。矢吹は矢田にマジで愛されてるんだな…。」
伊藤くんは凄く驚いていた。
そしてまた暫く、私はアルバイトと部活で明け暮れていた。
俊也とも前より、会える日が少なくなっていた。
俊也には寂しい思いをさせたかもしれない。
けど、私は自分の生活を変えるつもりはなかった。
最近、だんだん自分の事が好きになりかけていた。
俊也を取り巻く女の子達に嫉妬もしなくなった。
私は私なりに充実した毎日を送っていた。
ねぇ俊也、離れていても私達、大丈夫だよね?
「なぁ、伊藤、お前最近香を見たか?」
「矢田?見た!見たよ?あいつ一体どうしちゃったんだよ?すげぇ綺麗になったし、明るくなってたよ。あいつ、大丈夫かよ?矢吹の事、本当に好きなんだな。」
「俺、最近、すげぇ不安になるんだ。俺と付き合っていくうちに、香どんどん変わっていくんだ。香、俺の為に頑張るんだ。強くなった。本当、強くなったよ。前みたいに別れたいとか言わねーし…。俺だけ何も変わんねー。成長しねーんだ。どんどん取り残されていく…そんな感じなんだ。」
「矢吹、大丈夫かよ?しっかりしろよ!お前はお前で良いじゃん。お前だって、頑張ってるもん位、あんだろ?勉強もバンドも頑張ってんじゃん。良いじゃん、それで。落ち込むなって!矢田と最近、あんま会えてないのか?矢田とゆっくり話せよ!」
「そうだな。ありがとうな。」
俊也は私との事を不安に思っていた。
そして、俊也は私の大学に突然やって来た。
私は部活中だった。
部活中と言うよりも、部活後、同じ学年の男女でふざけて、騎馬戦をしていた。