初恋
「!てか、蓮弥たち今日日直じゃん?」
思い出したように良太が言った
「『あっ!』」
『やっばーっ!どうしよう、急がなきゃ!』
やばいじゃん!すっかり忘れてたし(汗
「ったく、何のために早く来たんだよっ」
と蓮弥は愚痴をもらしながらも、すばやい動きで、どんどん仕事をこなしていっている
そんな蓮弥と目が合った。
「こっち見てないで奈緒も急げよ?」
っ!いけない、蓮弥につい見とれちゃってた
『あっ、ごめん』
周りから視線を感じ、ふとそちらを見ると……
『っ!な、なによっ//』
すぐそこに居た良太がニヤニヤしてこっちを見ていた
「奈緒…坂野にはそんな顔、するんだな…」
『かっ海斗まで、やめてよっ!』
海斗もあたしを見ていたらしく、
ちょっと悲しい顔で見られた