記憶喪失少女
完全に戻った記憶
満津「刹那?まだ残るのか?」

自分の気持ちを伝えてから私達は付き合った、


気が付けばもう夕方……


慶達が教室を出て行って私と満津だけが残っていた


刹那「うん、ちょっとね…先帰ってて良いよ?」


満津「あぁ、分かった」


そう言って満津が出て行った


教室に1人……


もう夕方だからか、物音、ましてや喋り声何て全く聞こえなかった


刹那「綺麗……」


目の前は、オレンジ色に染まり、


もうすぐ日が落ちようとしていた


(黒姫………)


刹那「な……何!?」


突然頭の中に響く声


誰なの?聞いたことはないけれど、何かなつかしくて落ち着く声……


キィィィィン


突然耳鳴りがして、頭の中に映像がどんどん流れてくる










(総長!!!!)


(見て下さい!!バイクの改造で来たんですよ!!)


(ふはははは、皆、皆消えてしまえ!!!!)


(黒姫!!!!!!!!危ない!!!!)


(黒姫ええええ!お前が殺したんだぞ?この殺人犯が!!)


(海斗……い、嫌!!!目開けてよ!海斗!!!)


(黒姫……ごめんな?一緒にいられないや……)









思い出した……


全て……全て思い出した……


嗚呼、海斗…ごめんなさい。




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