記憶喪失少女

刹那「海斗が……死んだ?」


医者「はい、すみません…出来る限りの事はしたんですが…」


海斗が、もういない?


刹那「嘘だ!!海斗は死んでない!!嘘だ…」


医者「………」


何故、黙るの?これは、現実?


本当に、もう海斗はいないの?


父「刹那…海斗君は、もういないんだ」


何で?折角、両想いになったばっかなのに…


刹那「う、うわあああああああああ」


つきつけられた現実、


砕け散ったガラスが、心の突き刺さるように胸が痛い……


あんなに楽しかったのに…


海斗がいなくなったら、私はどうしたら良いの?


海斗がいないと笑えないよ……



















許さない




海斗を殺したアイツが憎い……









ピキン………


心が凍りつく音がした。






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