記憶喪失少女









何とか終わったものの、


とてつもない吐き気が私を襲った。


刹那「う…気持ち悪い…」


優は、そんな私の体調に気づいたのか、


優「大丈夫?そこで休もう?」


そう言って、私をベンチに座らした。



優「苦手なら、苦手って言えばいいのに…」


…はい、ごもっともです…


優「苦手なら今度からちゃんと言ってね?」


そう言った優は、なんだか少し怒ってるように見えた。


刹那「…うん。」











少しの沈黙が続く…


優は目を合わしてくれない…


やっぱり、怒ってしまったのだろうか…


そう思うと、涙が出て来た、


刹那「…ごめんね?今度から言うから…」


そう言って、優を覗き込むように言った。


優「っ//////  怒ってないよ!!


だから泣かないで?」


嘘だ…怒ってたじゃん…


刹那「本当に…?」


優「本当に!!////」


刹那「そっかぁ」


何だぁ、私の勘違いかぁ。


そう言って私は微笑んだ。

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