【B】君の魔法





職場の過度なストレスで
ボロボロになった
心を埋めるように
俺を求め続ける尊子。






何度も何度も
体を満たしていく。






そして……
必死に俺に抱きついて
俺の背中に爪痕をたてる。






尊子の所有物であると
主張するかのように……。







腕の中、
静かに眠る彼女の体が
もぞもぞと
潜り込むように
ぬくもりを求める。




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