不器用なLOVESONG♪



――――――――

とは言ったものの…

やっぱり不安だらけだよっ


「お嬢っ楽しみですねっ」

「どこがだよっ!」

「でもお嬢のテンション上がっちゃってますぜ?笑」

「ギロッ」

「ビクッ!す…すいやせん…」

「はぁー…」

こいつはうちの弟子の一人…

【松本誠也 まつもとせいや】
歳は24


唯一あたしが一番心を開いている奴

ちょっとウザいとこもあるけど…



「……てか、なんでお前までいんの!?」

「えっ今更ですか?」

「だっだって…」

「クス…俺はお嬢の付き人として学校の先生をやらせてもらいやすっ夜露死苦!!」

「夜露死苦ってっお前、先生出来んのかっ?」

「出来やすよ♪一応、教員免許とってあるんですから♪」

「まぢかよ…」

「凄いでしょ?お嬢♪」

「くっ……す…凄い…。」

「クス…ありがとうございやす」

「いっ行くぞっ」

「へいっ」



もうっ
なんだよっ馬鹿

素直に凄いって言えねーよっ







< 10 / 99 >

この作品をシェア

pagetop