不器用なLOVESONG♪



「ここが校長室っすよ」

「おう…」

ガチャ…

あたしは校長室のドアを恐る恐る開けた

「しっ失礼します…」

「おおうっ一条華憐ちゃんかね?」

「はっはいっ」

そこにいたのはおじいちゃんと同じくらいの歳の校長先生

「話しは修から聞いておるぞ」

え?
修って…おじいちゃん!?

「お嬢…ここの校長先生は、親方と幼なじみだそうで…」

誠也があたしの耳元で小声で教えてくれた

が…

「どうしてもっと早く教えてくれなかったんだっ」

素直に驚けない

むしろ誠也に当たってしまった


「まあまあ…気にすることはない。」

「はっはい。失礼しました」


はぁ…ごめんな。誠也






< 11 / 99 >

この作品をシェア

pagetop