不器用なLOVESONG♪
「ここが校長室っすよ」
「おう…」
ガチャ…
あたしは校長室のドアを恐る恐る開けた
「しっ失礼します…」
「おおうっ一条華憐ちゃんかね?」
「はっはいっ」
そこにいたのはおじいちゃんと同じくらいの歳の校長先生
「話しは修から聞いておるぞ」
え?
修って…おじいちゃん!?
「お嬢…ここの校長先生は、親方と幼なじみだそうで…」
誠也があたしの耳元で小声で教えてくれた
が…
「どうしてもっと早く教えてくれなかったんだっ」
素直に驚けない
むしろ誠也に当たってしまった
「まあまあ…気にすることはない。」
「はっはい。失礼しました」
はぁ…ごめんな。誠也