不器用なLOVESONG♪
隣の眼鏡くん
とりあえず女子は追い払うことが出来た
一人で静かにため息なんかついていた時
「だ…大丈夫だった?」
え…?
誰?
誰かあたしに話しかけた?
もしかして…
「俺…【佐野智 さのさとし】よ…よろしくね」
やっぱりっっ
隣の眼鏡くん。
見た目通りだな…
地味でよれよれしてそうな人
「す…凄いね。何も話していないのにあいつら追っ払うことが出来て。」
「ああ…」
「お…俺にも、そんなこと出来たらな…」
「ああ…」
意外と喋るんだ…
あたしのほうが喋ってない気が…