不器用なLOVESONG♪
智SIDE
智SIDE
ガラガラガラ…
俺は教室のドアが開く音の方を見た
あ…華憐ちゃんだ
華憐ちゃんは昨日のこともあってか
みんなからバンバン視線を浴びていた
俺は、華憐ちゃんが席についたことを確認して
挨拶をした
「おはよぅ…」
変に緊張したせいか
弱々しい挨拶になってしまった…
俺、緊張感には勝てないんだよな…
「お…おぉ…」
華憐ちゃんからの返事は意外にもちゃんとしていたからびっくりした
だって
シカトしそうだったんだもんっ
俺は華憐ちゃんに話しかけてみた
「ある意味人気者だね。華憐ちゃん」
これが俺にとっての精一杯
学校の俺は弱気だから…
何故だって?
まぁ…それは後ほど…(笑)