不器用なLOVESONG♪



お嬢が俺達の話しを聞いていたらしい

オドオドした様子


「あ…あたし…」

半泣き状態がすぐわかった


「ごめんなさいっ」

バッ


「お嬢っ!!」


お嬢は走り去ってしまった


俺はすぐに追い掛けようとしたが

修さんが俺を引き止めた


「今、お前が追い掛けて何ができる?」


……え?


「励ますのか?言い訳するのか?本当の事を言って…またさらに華憐を傷つけるのか?」

「………」

「それをよく考えてから行きなさい…」



………どうすればいい…

俺は…華憐を傷つけた……






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