不器用なLOVESONG♪
ひたすら走った
きつさもわからないくらい
胸がいっぱいいっぱいで
走っていないと
足を止めたら
気持ちがぐちゃぐちゃになりそうで……
……………怖い
「はぁっはぁっはぁっ……う゛……う゛……」
誠也…
あたしはこんなに好きになっていたみたい
でも…あたしは自分の気持ちに気づいていなかった…
もっと前に気づいていたら
こんなことにならなかったのかな…
辺りはまだ少し明るくて…
夕日が沈もうとしていた