不器用なLOVESONG♪



先生のパシリのおかげで
遅くまで学校に残っていた俺


「さっ…帰ろ…」


少し薄暗い空は
寂しげに感じた…


校門を出て家の方向へと足を向け
ただ普通に歩いていた…




すると…
急に風が強くなったことを感じ
一瞬目をつぶってしまった


ゆっくり目を開けてみると

前から走って来ている少女が見えた



「………華憐…?」



見覚えのある姿…
かすかに見えた



……涙




< 51 / 99 >

この作品をシェア

pagetop