不器用なLOVESONG♪



「………」

言葉にすることができなかった

「お嬢…」

目からは涙がこぼれていた

「ねぇ…あたしおかしいかな…」

「え!?」

「この歌が…あたしに向けてるように聞こえるの」

智があたしに言ってるように…


だから見てって言ったの?
あたしに伝えるため?


あたしは恥ずかしくなってきた

子分たちも微笑んでいた




< 97 / 99 >

この作品をシェア

pagetop