Colorless Life
初めて遥に出会ったのは中2の春だった。彼女は中2の時に転校してきた。
今思えばあの瞬間、初めて彼女を見た瞬間から俺は彼女に惹かれていたのかもしれない。
端正な顔立ち、長くきれいな黒髪、そしてなにより笑顔が素敵だった。
彼女は俺と同じ陸上部に入った。
それからいろんなことを話した。好きな食べ物、テレビ番組、得意な科目・・・。将来の夢についても語り合った。
彼女は本当によく笑った。俺はその笑顔を見ているだけでも幸せな気分になれた・・・。
中2の3学期、2月15日。彼女に告白した。
彼女は手編みの白いセーターをくれた。
1日遅れのバレンタインデーは最高の1日になった。
俺と遥は付き合い始めた。
中3になって受験が近づいてきた。
俺には夢があった。俺は将来、弁護士になりたかった。
彼女にも夢があった。彼女は将来、獣医になりたかった。
俺たちはお互いに歩調を合わせることなく、各々の意思で青葉北を受験することに決めた。
それ以来、デートはほとんどが図書館だった。朝9時に図書館に行き、勉強。昼食を一緒にとって6時までまた勉強。
こんな生活を続けていても、お互いの気持ちが離れてしまうことはなかった。
それはお互いに目標とするもののために磨きあう関係を続けられたからであり、俺は目標を一心に追い続ける彼女が一番好きだった。
こうして俺たちは2人揃って青葉北高校に無事合格した。
合格祝いにお互いにプレゼントを買うことになった。
2月22日、雨の降る日の出来事だった・・・。
今思えばあの瞬間、初めて彼女を見た瞬間から俺は彼女に惹かれていたのかもしれない。
端正な顔立ち、長くきれいな黒髪、そしてなにより笑顔が素敵だった。
彼女は俺と同じ陸上部に入った。
それからいろんなことを話した。好きな食べ物、テレビ番組、得意な科目・・・。将来の夢についても語り合った。
彼女は本当によく笑った。俺はその笑顔を見ているだけでも幸せな気分になれた・・・。
中2の3学期、2月15日。彼女に告白した。
彼女は手編みの白いセーターをくれた。
1日遅れのバレンタインデーは最高の1日になった。
俺と遥は付き合い始めた。
中3になって受験が近づいてきた。
俺には夢があった。俺は将来、弁護士になりたかった。
彼女にも夢があった。彼女は将来、獣医になりたかった。
俺たちはお互いに歩調を合わせることなく、各々の意思で青葉北を受験することに決めた。
それ以来、デートはほとんどが図書館だった。朝9時に図書館に行き、勉強。昼食を一緒にとって6時までまた勉強。
こんな生活を続けていても、お互いの気持ちが離れてしまうことはなかった。
それはお互いに目標とするもののために磨きあう関係を続けられたからであり、俺は目標を一心に追い続ける彼女が一番好きだった。
こうして俺たちは2人揃って青葉北高校に無事合格した。
合格祝いにお互いにプレゼントを買うことになった。
2月22日、雨の降る日の出来事だった・・・。