改定版・はじまりの季節
「はい。
お茶とお菓子。」


お母さんが嬉しそうにだしてくれた。


こんな光景も懐かしいな。


ホント帰ってきたんだ。


「そういえば、お父さんは?」


今日は、休みだったはず。


みんなには、内緒だけどお父さんとは、たまにメールのやりとりをしてる。


家族的には、私とお父さんは仲が悪いと勘違いしてる。


たまにかなりすごい激しい衝突するからだけど。


進路に関して、私の考えとお父さんの考えは合わない。


あの短大に通うための説得もかなり大変だった。


もともと志望していたとこと変えたからだけど。


最初は、家から通える範囲内の大学を選んでいた。


けど、もう心が無理だった。


そんなんで将来を決めたくないけど。
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