改定版・はじまりの季節
「けど.....」


もしかして、イヤだった?


会いたかったのは、私だけ?


てか、本当は、帰省しても会わないことを願ったけど。


そんなことは無理だから。


けど、遥人の反応で心が一気に沈んだ。


私は、どうしたいんだろう。


「とりあえず、リビング行こうぜ。」


緑が場を切り替えるためか、みんなを促した。


そうだよね。


いつまでも、ここにいる理由がないし。


てか、ゆっくり話をしたいのにね。
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