ぽっちゃり恋物語+。
季節で春が1番好き。
春の象徴は桜なのに。
桜が散っちゃうと、春ももう終わってしまう気がして…毎年春の雨は嫌い。
蓮川くんの友達が言ってたっていう、あの桜の花びらの話…
信じるよ。信じるけど…
「今日は嫌なこと起こっちゃったなぁ…。」
雨に打たれる桜の木を見ながらつぶやいた。
「梓、帰ろ!」
「あ、みなみ。うん、帰ろっか。」
「なんか元気ないね?授業中も梓にしては珍しく集中してなかったし…。」
見破られてたんだ。
私はため息をついてしまった。
「んーなんか朝のこと考えちゃって。」
「ついに梓も恋?」
こ…い…?
…恋!?
「そ、そんなんじゃないよ!なんでそうなるの!?」
春の象徴は桜なのに。
桜が散っちゃうと、春ももう終わってしまう気がして…毎年春の雨は嫌い。
蓮川くんの友達が言ってたっていう、あの桜の花びらの話…
信じるよ。信じるけど…
「今日は嫌なこと起こっちゃったなぁ…。」
雨に打たれる桜の木を見ながらつぶやいた。
「梓、帰ろ!」
「あ、みなみ。うん、帰ろっか。」
「なんか元気ないね?授業中も梓にしては珍しく集中してなかったし…。」
見破られてたんだ。
私はため息をついてしまった。
「んーなんか朝のこと考えちゃって。」
「ついに梓も恋?」
こ…い…?
…恋!?
「そ、そんなんじゃないよ!なんでそうなるの!?」