ぽっちゃり恋物語+。


「梓センパイ、今日は来てくれてありがとうございます!
まさか晴が弟なんて知らなかったっすよー」


「そういう話したことなかったもんね。弟のことよろしく、奏太センパイ」


「ちょ、奏太センパイって」


そう言いながら奏太くんは顔をそらす。


あれ?もしかして


「照れてる?」


「そ、そんなストレートに言わないでください!梓センパイいじわるですよ!」


奏太くんの照れたところなんて見たことがない。


新たな一面を見れた気がして、すごくうれしくなった。


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