ぽっちゃり恋物語+。
☆恋…?*azusa*
*azusa side*
「梓、おはよう!
今日遅かったね、チャイムギリギリじゃん。」
私の友達のみなみ。
小学生のときから仲がよくて。
別にいじめられてるわけじゃないけど、派手な女の子がイライラしてるときなのかな?
「デブ」って八つ当たりのように言われちゃう。
そんなとき私の代わりに言い返してくれる。
なんでも言える、すごく大好きな友達。
「おはよ…実はね?」
私はさっきの蓮川くんのことを話した。
改めてさっきのことを振り返ると…不思議な出来事だったなって思う。
「蓮川くんがねー…まぁ、梓のこと知ってるのはいいとして、梓が蓮川くんとしゃべってることが意外。」
確かに…。
実は私、男の子が苦手。
蓮川くんがかわいくても男の子は男の子。
なんでしゃべれたんだろ…。