ぽっちゃり恋物語+。
ガチャ
「梓センパイ…」
「奏太くん…」
私は奏太くんに近づく。
「ここらへん公園とかあります?」
「うん、案内するね。」
私たちは歩いて1分ほどの近くの公園に行った。
「お昼はごめんなさい。逃げたりなんかして。」
「ううん。俺こそいきなり…」
「私聞きたいことがあるの。」
奏太くんをまっすぐ見る。
「失礼なこと聞いてごめん。本当に私のこと好きなの?」
奏太くんを傷つける一言だってわかってる。
でも、聞かなきゃ前には進めない。
「うん、俺は梓センパイが好きだよ」
「…でしょ?」
「え?」
怖くて声が小さくなる。
「私と付き合えるか、告白がうまくいくか賭けてるんでしょ?」
お願い。違うって言って。
「あ、バレた?」