王子様の溺愛カメラマン
夕暮れの空は燃えるように赤く東の空は夜色に染まっていた。
ちょっと前まではまだ夕方でも明るかったのに、季節は確実に秋に移り変わっている。
植物園を少し周ると道端にオジギソウを見付けた。
「エマ、見てみろよ」
「ん?それなに?」
「オジギソウ」
葉の部分を指で撫でてやると、シュ~ンと茎全体が垂れ下がった。
まるでおじぎをするように。
「わぁ、すごい」
「面白いよな」
エマはしゃがみこんで楽しそうに葉っぱをこすっている。
「あれ?こっちのは触ってないのに垂れ下がってるよ~?」
俺はエマの頭の上からそれを覗きこんだ。
「お~それはもう寝てんだよ。オジギソウは別名眠り草って言うらしいぜ」
「へぇ、なんだかさっきの日向くんみたいだね~」
「はぁ?///」
エマは俺を見て楽しそうに笑ってる。
その笑顔がなんだかやたら可愛くて俺の胸がドキッとなった。
ちょっと前まではまだ夕方でも明るかったのに、季節は確実に秋に移り変わっている。
植物園を少し周ると道端にオジギソウを見付けた。
「エマ、見てみろよ」
「ん?それなに?」
「オジギソウ」
葉の部分を指で撫でてやると、シュ~ンと茎全体が垂れ下がった。
まるでおじぎをするように。
「わぁ、すごい」
「面白いよな」
エマはしゃがみこんで楽しそうに葉っぱをこすっている。
「あれ?こっちのは触ってないのに垂れ下がってるよ~?」
俺はエマの頭の上からそれを覗きこんだ。
「お~それはもう寝てんだよ。オジギソウは別名眠り草って言うらしいぜ」
「へぇ、なんだかさっきの日向くんみたいだね~」
「はぁ?///」
エマは俺を見て楽しそうに笑ってる。
その笑顔がなんだかやたら可愛くて俺の胸がドキッとなった。