王子様の溺愛カメラマン
「日向くんて植物とか虫に詳しいんだね」
「は?虫?」
「うん。昔キャンプ場で蝉の羽化も教えてくれたよね」
え~??
そんなんあったっけ??
「まぁ、勉強は出来ね~けどな」
俺は軽く笑う。
「好きなことだけは、色々ちゃんと知りたいじゃん」
「うん」
エマはまた歩き出した。
風になびく長い髪の後ろ姿が、西日でシルエットになっていて目を奪われた。
「日向くん、夕焼けがすごい綺麗~!」
エマは満面の笑みで振り返る。
俺の胸はまだドキドキとざわついた。
エマはすごく綺麗だ。
綺麗な夕闇空とエマを見ながら、俺はカメラを持って来なかったことを後悔した。
「は?虫?」
「うん。昔キャンプ場で蝉の羽化も教えてくれたよね」
え~??
そんなんあったっけ??
「まぁ、勉強は出来ね~けどな」
俺は軽く笑う。
「好きなことだけは、色々ちゃんと知りたいじゃん」
「うん」
エマはまた歩き出した。
風になびく長い髪の後ろ姿が、西日でシルエットになっていて目を奪われた。
「日向くん、夕焼けがすごい綺麗~!」
エマは満面の笑みで振り返る。
俺の胸はまだドキドキとざわついた。
エマはすごく綺麗だ。
綺麗な夕闇空とエマを見ながら、俺はカメラを持って来なかったことを後悔した。