きみに伝えた気持ちは(短編)
1
クリアな雲ひとつない青空。
あたたかな太陽の光・・・そして、時折、はらはらと舞い散る花びら。
咲き始めた桜の木々。
「・・・きれい」
ぽつりとつぶやく。
休日の朝早く、自転車できた山の広場。
そこはたくさんの桜の木々が植えられている、俗に言う桜の名所だ。
でも、まだ肌寒い朝、ここにきているのは私ひとり。
息が上がって、身体は熱い。
「やっぱり男の子ってすごい。私を後ろに乗せて上りきったんだから」
あたたかな太陽の光・・・そして、時折、はらはらと舞い散る花びら。
咲き始めた桜の木々。
「・・・きれい」
ぽつりとつぶやく。
休日の朝早く、自転車できた山の広場。
そこはたくさんの桜の木々が植えられている、俗に言う桜の名所だ。
でも、まだ肌寒い朝、ここにきているのは私ひとり。
息が上がって、身体は熱い。
「やっぱり男の子ってすごい。私を後ろに乗せて上りきったんだから」