わたしの生きる道
「分かった…」
二人は眠たそうだけど、徹夜には慣れているので普通に動ける。
…テンションはちょっとおかしいけれど。
そう思いながら、オムレツを焼く。
「今日はパンか。あっ、バターロールがある! こっちでも良い?」
「好きな方でいいよ。ご飯、夕べ炊くの忘れちゃって…」
「カナ、徹夜してたでしょ?」
「顔に出てる?」
「お互い様、ね」
姉が苦笑したので、わたしも苦笑した。
「ミホの妹のミユちゃんに、『お姉ちゃんと同じ帽子が欲しい』って言われてね。つい夢中になっちゃって…」
「アタシも友達がもうすぐ結婚するんでさ。ペアのプレートネックレスが欲しいって注文されて、ついつい徹夜を…」
二人は眠たそうだけど、徹夜には慣れているので普通に動ける。
…テンションはちょっとおかしいけれど。
そう思いながら、オムレツを焼く。
「今日はパンか。あっ、バターロールがある! こっちでも良い?」
「好きな方でいいよ。ご飯、夕べ炊くの忘れちゃって…」
「カナ、徹夜してたでしょ?」
「顔に出てる?」
「お互い様、ね」
姉が苦笑したので、わたしも苦笑した。
「ミホの妹のミユちゃんに、『お姉ちゃんと同じ帽子が欲しい』って言われてね。つい夢中になっちゃって…」
「アタシも友達がもうすぐ結婚するんでさ。ペアのプレートネックレスが欲しいって注文されて、ついつい徹夜を…」