[完]ヤクザが愛する女[番外編]
それから毎日昼休みは
中庭に行って一緒に
ご飯を食べたりした。




いつの間にか一緒に
居る事が当たり前に
なっていた。


ある日いつものよう
中庭に言ったら
夏龍君は芝生に
横になって寝ていた。


横に行こうとしたら


ドテッ!


転んでしまった。


私に気付いたのか
片目を開けて
こっちを見た。


「あ…起こしちゃった?」


「別に…」




夏龍君はそう言うと
手招きをして自分の横に
私を座らせた。



そして私の膝の上に
頭を乗っけた。
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