[完]ヤクザが愛する女[番外編]
嫌がらせは日に日に
酷くなっていった。



上履きを隠される事は
当たり前。


すれ違う度に言われる悪口。



夏龍君が見ていない
所で呼び出されたり。



私も精神的にも
不安定になっていった。



「大丈夫か?」


「何が?」


昼休み夏龍君と
ご飯を食べていたら
そう聞かれた。



「お前最近何か疲れてねぇ?」


何でこう鋭いんだろう…
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