[完]ヤクザが愛する女[番外編]
え………



私がドアを見ると
ドアにもたれて
眉間に皺を寄せて
鬼のような血相をして
こっちを見ていた。


「なん…で…」


私は1歩下がった。




「質問に答えろ。今何してた?」



私は下唇を噛んだ。

黙る私を見て夏龍君は
ため息をつき私に
近づいた。


「もう1回聞く。今何してた?」


「……………」




ガンッ!!!

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