[完]ヤクザが愛する女[番外編]
「絶対に別れない。夏龍君が好きだから…誰よりも好きだから!

あんたたちも夏龍君が好きならこんな卑怯な事しないで正々堂々かかってきなさいよ!」



痛む足を庇いながら
はっきりと言った。




「な…ふざけた事ぬかしてんじゃねぇ!」





バシッ!!!



左の頬に鋭い痛みが走った。




私は足の痛みに
たえれず倒れ掛かった。


ギュッと目をつぶった。


しかし













痛くない。
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