[完]ヤクザが愛する女[番外編]
「夏龍く…「お前馬鹿か?」」



馬鹿…?



「俺が気付いてねぇとでも思ってたのか?」



図星をつかれて頷く事
しかできなかった。




「お前の事だろーから俺に心配掛けたくなかったんだろ?」




私は頷いた。


「俺ってそんなに頼りねぇか?」



夏龍君の顔を見ると
悲しそうだった。



「ちがっ…夏龍君に迷惑かけたくなくて…んっ…」





後頭部を捕まれて
キスされた。
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