[完]ヤクザが愛する女[番外編]
そんな夏龍君と付き合う
きっかけは半年前―…





「付き合って下さい!」



まだ高校2年生の夏。


同級生の男の子に
呼び出されて告白された。


「えと…ごめんなさい!」



私は頭を下げて断った。




「どうしても?」


「ごめんなさい…」



そう言うと男の子は
私に近付いてきた。



「え………」


「じゃあ最後にキスさせてよ。」




男の子の顔が近付いてくる。
< 7 / 178 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop