仮病に口止め料
諸注意として予め相手と冗談が通じる関係を築いておくことや、
(ユニーク語りを本気で受け取られたなら、キモいとかイってると別れを告げられる可能性大!)、
また、周りに観客が居た場合は彼らを不快にしてしまう恐れがあり、
(それだけなら嫉妬ですねと流せるからまだ良いが)、
変なカップルだと噂されようものなら、今後の高校生活で何かしら危険を伴うため、
生半可な気持ちで恋の魔法を唱えてはならない。
「織り姫さま、聞こえてる?」
そんなこんなで一定の空想を楽しんでから、早くお昼ご飯を食べようと現実の世界に戻るのが俺だ。