壊れたアリスと歪んだ仲間たち

「―──!!!──―!!」

誰かを呼んでいるみたいだ…。

「…誰?私は……アリス・リデルよ!

私の事を呼んでるの?」

恐る恐る、扉の方に声をかける。


「リデル!?目覚めたのか!?」

綺麗な透き通ったボーイソプラノの声が

部屋中に響きわたる

────私の事を知っている?


-------ドゴッ-------


白くて上品なドアが力いっぱい

蹴破られる。


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