恋文
告白
〜充side〜
ケンカは、強い方じゃない…と、思う。
今まで、人と争い事を起こした事がない。
だから、自分で自分にびっくりした。
怒鳴って来る相手に、ケンカをふっかけた事。
ただ、泣いてる初音を助けなきゃって、思った。
「何だと、てめぇ!」
茶髪のピアスが、殴り掛かって来た。
「サトリ…やめっ…」
初音の制止の言葉も、虚しくピアスの拳が、僕の左頬に命中する。
ガツッ…!
鈍い音が、響く。
口の中に、血の味が広がった。
ケンカは、強い方じゃない…と、思う。
今まで、人と争い事を起こした事がない。
だから、自分で自分にびっくりした。
怒鳴って来る相手に、ケンカをふっかけた事。
ただ、泣いてる初音を助けなきゃって、思った。
「何だと、てめぇ!」
茶髪のピアスが、殴り掛かって来た。
「サトリ…やめっ…」
初音の制止の言葉も、虚しくピアスの拳が、僕の左頬に命中する。
ガツッ…!
鈍い音が、響く。
口の中に、血の味が広がった。