恋文
ピアスは、ホントに気が済むまで僕を殴ると、その場を去って、行った。


「くそっ…萎えた…」


そんな、捨て台詞を吐いて。


ピアスが去った後、初音が僕の所に近寄って来た。


「初音…大丈夫…?」


そっと、頬に手を添える。


「責任…とって…」


初音が、倒れてる僕の上に跨がって来た。
何も履いてない下半身に、目が行った。
初音が、妖艶に笑う。


「中途半端で、苦しい…」


「やめろ…」


「俺を、助けて…」


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