恋文
学校に着いて、下駄箱の影から、桜井充を見てた。


桜井充は、ノートをちぎって、何かを書くと、俺の靴箱に、それを入れた。
桜井充が居なくなると、俺は、慌てて靴箱の中を確認した。


桜井充からのメッセージを読むと、俺はカバンから、ノートを取り出し、一枚ちぎった。


アネキの事、色々教えてあげようか?


初音


そう書いて、桜井充の靴箱に入れた。


こうして、俺達の奇妙な文通が始まった。



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