もう一度会えるなら
「おばぁちゃん、今年も遊びに来たよ」
弱ってるおばぁちゃんの横に体を近づけ話しかけると、無理をして座ろうとするおばぁちゃん。
「いいよ、寝てて」
「何をいってるんだい。可愛い孫が来たに寝ていられるかいな。」
そう言って座る。
わたしは、背中をさすったり肩を揉んだり、出来る限りおばぁちゃんにマッサージするのが好きだった。
おばぁちゃんの喜ぶ顔が見えて話も進むからかなぁ、いつもやってた気がした。

体を触ると毎年痩せてることがわかってた。
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