白いジャージ7 ~先生とプールサイド~
夜の観覧車
-夜の観覧車-
「今日、俺達めちゃめちゃ話してるよな」
「そうだね」
昼食後、アイスを食べながら芝生に寝転んで、のんびりした時間を過ごした。
今日は、本当にゆっくりといろんな話ができた。
お互いの両親の話、誠人さんと花帆さんのこと、お姉ちゃんと高森さんのこと。
他にも、要君の彼女はどんな人だろうとか、桃子と翼先生はどこまでいったんだろうとか。
「俺達って話が尽きないな」
何気なくそう言ってくれた先生だけど、ものすごく嬉しかった。
ずっと一緒にいて、何年も隣にいるのに話が尽きないって素敵なことだと思った。
話しても話しても、飽きることがない。
楽しくて、気が合って・・・・・・本当に運命の人だって思う。